Installation Guide for Windows | ![]() ![]() |
ライセンスマネージャサービスのインストール
ライセンスマネージャをサービスをインストールすると、システムの起動時にライセンスマネージャが自動的に起動され、Windowsの サービス コントロールパネルを通じてライセンスマネージャを集中管理することが可能になります。
ライセンスマネージャサービスをインストールするいくつかの方法があります。
install.exe
ユーティリティの利用。 詳細は install.exe ユーティリティの使用方法 を参照してください。
lmutil
ユーティリティの利用。 詳細は lmutil コマンドの使用方法 を参照してください。
LMTOOLS
ユーティリティの利用。 詳細は FLEXlmユーティリティのグラフィカルユーザインターフェイスの使用方法 を参照してください。
install.exe ユーティリティの使用方法
install.exe
を使用してライセンスマネージャをインストールするには、つぎの手順に従ってください。
$MATLAB\flexlm
フォルダに移動します。 ここで $MATLAB
は MATLAB インストールフォルダを表わします。
-c
フラグはライセンスサーバ上にライセンスマネージャをインストール中に処理されるライセンスファイル名を指定し、-e
フラグはライセンスマネージャデーモン名を指定します。
デフォルトでは、ライセンスマネージャサービスは Windows の サービス コントロールパネルの MATLAB License Server をコールします。 別の名前を指定するには、つぎのように、install.exe
を使用するときに、-n
フラグを指定します。
lmutil コマンドの使用方法
FLEXlm は、単独にコールした lmutil.exe
を実行することができるライセンス管理ユーティリティのすべてをパッケージ化します。 MathWorks インストーラは $MATLAB\flexlm
フォルダ内の各サーバのインストールにこのユーティリティを含んでいます。 lmutil
ユーティリティの機能のすべてのリストを表示するには、コマンドプロンプト ウィンドウを開いて、$MATLAB\flexlm
フォルダに移動し、つぎのコマンドをタイプします。
下の表は、lmutil
を通じて利用できる最も便利なツールの名前を示したものです。 詳細については、インストールした MATLAB に添付されている PDF フォーマットの FLEXlm End User Manual ($MATLAB\flexlm\enduser.pdf
) を参照してください。
たとえば、ライセンスマネージャのステータスを見るには、DOS コマンドプロンプトウィンドウを開き、lmstat
ユーティリティを指定して lmutil
コマンドを入力します。 ここに示した例では、使用可能なライセンスの長大なリストを取得するために -a
オプションを、ライセンスファイルの場所の指定に -c
オプションを指定します。 この -c
オプションは lmutil.exe
で呼び出されるすべてのツールに関して指定する必要があります。
ユーティリティは、現在のライセンスマネージャのステータスに関するつぎの情報を返します。
lmutil - Copyright (c) 1989-2003 by Macrovision Corporation. All rights reserved. Flexible License Manager status on Fri 1/16/2005 16:57 License server status: 27000@smithj License File(s) on smithj: D:\Applications\MATLAB\flexlm\license.dat: smithj: license server UP (MASTER) v.9.2 Vendor daemon status (on smithj): MLM: UP v9.2 Feature usage info: Users of MATLAB: (Total of 5 licenses available) Users of SIMULINK: (Total of 5 licenses available) Users of Control_Toolbox: (Total of 5 licenses available) Users of Identification_Toolbox: (Total of 5 licenses available).
FLEXlmユーティリティのグラフィカルユーザインターフェイスの使用方法
FLEXlmは、LMTOOLS
と呼ばれるグラフィカルユーザインターフェイス(GUI)のライセンス管理ユーティリティを提供します。 この GUI は、lmutil
コマンドと同じツールセットへのアクセス手段を提供し、返された結果を統合表示ウィンドウに表示します。
たとえば、ネットワークライセンスアクティビティをモニタするために LMTOOLS
を使うには、以下の手順を行います。
$MATLAB\flexlm
フォルダで lmtools.exe
をダブルクリックして LMTOOLS
を起動します。
LMTOOLS
は lmutil lmstat -a
コマンドを入力したときと同じ情報を表示します。
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