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Step 11: インストールの後に

ここでは、インストールの正常終了後の作業について説明します。

MATLABの起動

MATLAB は、つぎのいずれかの方法で起動することができます。

初期のカレントフォルダの設定

デフォルトでは、インストーラがデスクトップに作成したショートカットを使用して MATLAB を起動する場合の初期のカレントフォルダは $MATLAB\work フォルダになります。 $MATLAB はインストールフォルダの名前を表します。 MATLAB アンインストーラは、\work フォルダにファイルが存在する場合には \work フォルダを削除しないため、\work フォルダは変更、作成したM-ファイルを格納するのに適しています。

ただし、MATLABの初期のカレントフォルダには任意のフォルダを使用できます。別のフォルダを初期のカレントフォルダとして指定するには、インストーラがデスクトップに作成したMATLABのショートカットを右クリックし、プロパティ オプションを選択します。 作業フォルダ フィールドでフォルダ名を指定します。

MATLAB 環境オプションの設定

MATLAB を起動する際に実行したいウェルカムメッセージ、デフォルトの定義、MATLAB 表現を設定するには、$MATLAB\toolbox\local フォルダに startup.m というファイルを作成します。 MATLABを起動する際には、毎回 startup.m ファイルのコマンドが実行されます。 startupsav.m という名前のサンプルのスタートアップファイルを、名前を変更し、このフォルダに含まれるスターティングポイントとして使用することができます。

一部プロダクトの設定

プロダクトの中には、さらに設定が必要なものがあります。 つぎの表は、それらのプロダクトとその設定コマンドを示したものです。 これらのプロダクトをインストールした場合の設定情報の詳細については、それらのプロダクトのドキュメントを参照してください。

プロダクト
コマンド
MATLAB Notebook
notebook -setup
Real-Time Windows Target
rtwintgt -setup

MATLAB に関する情報の検索

MATLAB のインストールが正常に終了した後で、MATLAB を使用して見たい場合があると思われます。つぎの表は、MATLAB を使用する際に役立つ情報やその他の機能に関する情報源を示したものです。

作業
説明
MATLABとその機能に関する概要を確認する
MATLAB の Getting Started マニュアルを読む
本リリースの新機能を確認する

リリースノートを見る

プロダクトを起動する、あるいはプロダクトのデモプログラムを実行する

MATLAB デスクトップの スタート ボタンを使用する

MATLAB の特定の機能に関する情報を取得する

MATLAB メニューバーの ヘルプ を選択し、HTML 形式でハイパーリンクされたリファレンスとチュートリアルを表示する

ドキュメントに記載されていない質問に関するヘルプを見る

MathWorks の Web サイト (www.mathworks.com) にアクセスして Support をクリックし、サーチエリアを使用して情報を検索する。 また、サイバネットシステムのWebサイト (www.cybernet.co.jp/matlab/) も利用する。


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